攻略順:滸→奏海→エルザ→古杜音→紫乃→睦美→子柚→朱璃
お勧め:素直に選択肢が出た個所のヒロイン順で。
分岐、分岐でセーブし、朱璃まで終えてから好きなヒロインを…という事も出来ますがお勧めしません。
紫乃、睦美、子柚の三人は、古杜音ルートを終えた辺りの余談にて攻略可能です。
各ヒロイン個別終了後に余談が出るので、余談が出る度に各ヒロインの余談を見るのをお勧めします。
稲生滸
歌って踊って戦う武闘派アイドル(踊ってはいない?
武人兼アイドルです。
皇家に長く仕える三祖家の一つ稲生。現、奉刀会会長の代理を務める。
主人公とは幼なじみで、同じ剣術道場で腕を磨く仲。
共和国との戦いで辛く苦い経験をするが、現在は生き残った武人達をまとめ上げ決起を伺っている。
皇国民の前と奉刀会、主人公を始めとした、親しい間柄の前と三つの顔を覗かせてくれます。
幼なじみ、アイドルと2つも属性があるんですが、あまり発揮されていませんねぇ。
まぁ作品が作品ですからね。仕方ないのかな。なんか色んな意味で勿体ないヒロイン。
でも、このようなヒロインで良かった。物語の序盤の空気にも合ってると思います。
(復讐に囚われている修羅のようなヒロインでも困るので)
主人公と2人きりの時は、とても可愛らしい女性に変わります。
鴇田奏海
共和国に負けた後、即位した皇国の新しい皇帝、翡翠帝。
敗戦後、傷付いた皇国民の心を癒すために尽力する。
表向きは先代皇帝の娘で通っているが、本当は主人公の義妹であり脈絡と続く王の血は引いていない。
義兄ちゃん第一主義者。
見た目とは裏腹に結構タフネスなヒロインでしたね。
個別ではリミッターが外れたのか大胆な行動が多く驚きました。
まぁ武人の家の娘ですからね。そこは。
リミッターが外れていない個別以外でも思い切った行動を取りましたが。
紫乃と同様に千桃に合っているようで合っていないキャラかな。
時代が時代だったらエルザとは親友関係を築けていたと思う。
エルザ・ヴァレンタイン
共和国出身のヒロイン。父親は共和国の総督を務めている。
主人公たちと同じ学院に通っていて生徒会長を務めている。
主人公たちにとっては仇敵国の人間でもある。
不思議な感じの立ち位置ですね。父親への反骨心と自身の強い思いがそうさせているのでしょう。
ふっ切ってからの信念が固まったエルザはカッコよかったです。
(ダークヒロインではないですよ?)
個別では可愛い一面を前面に出してくれました。メインルートとギャップが顕著?なヒロインでした。
そこら辺はユーザーへの配慮かな?エルザ自身の軍人ではない、
いち1人の女の子のとして、見てもらいたかったのかも?
人によっては嫌悪感を抱くキャラでもありますからね(共和国側で戦場でも合うので)
ヘイト軽減も兼ねてるのかも?
推葉古杜音
作中において数少ない癒し系キャラ。頼りない様に見えて実は頼もしいキャラ。
三祖家と同様に長年皇家に仕えて来た巫女、推葉の末裔。
主人公たちと同じ学院で学んでいる。結構芯が強い女の子。
作中内で一番ヒロインっぽいヒロインですね。普通の学園モノに居ても違和感が無い。
共通でも個別でも、ぶれる事なく古杜音だったのは良かったです。
ありのままの「推葉古杜音」です!といった感じ。殺伐とした中においての一服の清涼剤。
主人公、朱璃、古杜音のやり取りが面白く好きです。
シナリオは終盤へ向かっていくと言う感じで、シリアス面が濃くなって行きます。
来嶌・マクスウェル・紫乃
皇国人と共和国人のハーフ。戦前は共和国に居たこともあり、エルザとも交遊が有る。
エルザとは言いたい事を言い合える仲。唯一戦闘能力を保持しないキャラ。
良い意味で場を和ませてくれる貴重なキャラでもある。
前半〜中盤辺りぐらいまでは出番があるが、後半に行くにしたがって影が薄くなって行く…。
結構好いキャラなんですけどねぇ。戦場に立つキャラじゃないのでしょうがない。
このキャラも普通の学園モノにいてもおかしくないですね。
更科睦美
滸と同じく長年皇家に仕えて来た、三祖家の一つ更科の現当主。
共和国との戦争では獅子奮迅、数多の活躍をしたとか。
現在では奉刀会を脱会しており、小料理屋の女将になっている。
その小料理屋「美よし」には、共に戦った武人などが通い親交を温めている。
三祖家の一つだしサブヒロイン枠ではなく、ヒロイン枠でルートがほしかったですね。
主人公との過去とか、奉刀会での睦美とか、共和国との戦いとかいろいろ。
子柚が外から特定の情報を持ってくるのに対して、睦美は不特定多数の情報を収集という
役割も担っているので、ヒロインよりもサブヒロインのポジションの方がいいのかな。
伊那子柚
小さくて小動物の様で保護欲を掻き立てられるが、これでも立派な武人。
伊那家は他の家とは少し異なり特殊で、隠密行動を主体としている。
戦時中に滸に命を救われて以来、滸をとても慕っている。
もう少し話に絡んできてほしかったですね。一応、要所で出て来ますが。
密偵が主なので学院にも通っていないから自然と出番も減る。(その学院も中盤辺りまでですが)
睦美は小料理店、エルザは総督府や学院。その他のヒロインも学院がありますが子柚は無いんですよね。
滸ではなく、主人公が子柚の命を救ったor厳しい修行においての息抜きの遊び相手や
主人公宅が、修行が嫌で逃げ出した避難先とかなら、定期的に主人公の所に顔を出す。
という演出も取り入れる事が出来たのでしょうけど。
宮国朱璃
皇国において先代皇帝の一人娘で、最後に残された正統な帝位継承者。
戦時の中、皇帝であった母親を亡くす。混乱の中、命からがら敵の追手から逃れる。
逃れる際の手助けをしてくれたのが主人公。千の刃濤、桃花染の皇姫においての、メインヒロイン。
護られるだけではなく、自らも戦場に身を投じる。
学院でのエルザとのやり取りがカッコよかった。
朱璃の性格、気性が少々皇姫と言うには似つかわしくない場面が見られますが
これはこれで良かったんじゃないかなぁと。帝王学を学んでる最中の未熟な状態だから
(帝王学云々は出て来ませんが、当時は学んでいる最中だったと仮定)
皇国の在り方、自身の在り方に拘らない、庶民感覚の朱璃で行動することが出来たのではと。
成熟していたら皇国の為にとシビアな決断、行動を取っていたと思う。
想いをとげた後は恋人どうし。というよりもより強い主従関係…よくて相棒という感じですね。
シナリオの展開がガラッと変わり少し戸惑いました(少々強引な感じもしますが)
古杜音ルートの後半からその兆しが有ったので、この様な展開が来るかも?と、ある程度予想はつきましたが。
好みは分かれそうですね。
最後に
シナリオはどうしたかったのか。
当初はユースティア路線のままで行こうとしたけど、やっぱりユーザーの意見などを反映して
途中から切り替えたのではないかと思います。二転三転はしていそう。
(色んな要素が詰め込まれた感じになっているのも、その名残なのかもしれませんね)
滸、奏海、エルザ。古杜音、朱璃…古杜音以降で変わったのかも?と個人的に。
呪装刀の流出や、呪装刀を参考にした共和国の新しい武器の開発などが出て来たので
古杜音ルート以降は武人と騎士の戦いとかだったのかなぁと。
(エルザが持ってる銃よりも、剣の方が量産しやすいためとか)
ただ、これをやると敵キャラが少ないという点、主人公や朱璃といったキャラの過去をどうするか?
いきなり騎士が出て来ても…と欠点が出て来ますね。あとは収拾の付け方が大変とかかな。
個人的には、主人公の能力は、あくまでも代々受け継がれて来たものとして。
神の国も、反動云々も要らならなかった。結構配慮された形になっているので、無い方がスッキリしたと思う。
主人公と朱璃の過去はあってもいいが、ラスボスの件は必要ないかな。
過去に主人公と朱璃に似た先祖が倒したけど封印した力だけは残った。
それを悪用されたぐらいでいいかと。(他のヒロイン√後のもやもや感も幾分か解消されたはず)
ラストは呪装刀を持った主人公と、呪装剣をもったロシェルの一騎打ちとか。
仮にこちら側に損害が有るとしたらどうなっていたのか?
数馬は消え、エルザはあの時点で消える。奏海は逃走、反旗の防止で足の腱を切られ軟禁。
子柚は情報を伝え息絶える。滸は主人公の手で最後を迎える。(正気を取り戻せず…2回目)
古杜音はあの時点で消える。紫乃は共和国に送還。睦美は雪花と刺し違える。
残るのは主人公、朱璃、奏海、紫乃。と、個人的な想像ですが。店長と伊瀬野の巫女の2人は生き残りそう。
武人の女は子供が出来ないとあるが。
武人の女で発現した場合、子供が作れないとなっていますが、朱璃ルート意外の主人公となら
出来るんじゃないかなぁと、そんな気がします。超人的な状態だから法則すら捻じ曲げそう。
だから滸、睦美、子柚も無事授かると思う。ただ授かったと分かったら、発現した他の女性武人も
押し掛けて来そうですね。何人ぐらいいるのか分かりませんがプチハーレム?
次回作は学園モノで、順番から行くとその次はユースティア、千桃路線になると思います(多分)
その時は、もう少し思い切ってほしいなぁと思う反面、メーカー的に難しい様な気がします。
メーカー買いしている人で、ユースティアを途中で離脱した人は、また同じ様な作風が来た場合は
(絶対とは言い切れませんが)様子見や回避をするでしょうね。(千桃は明るめだから受け入れられたかと)
最初からダーク系ファンタジーみたいのを取り扱っているメーカーなら問題は無いのでしょうけど、
オーガストのように明るい作風で、学園モノを扱っているメーカーは難しいのではないかと思います。
元々付いているユーザーの層も違うでしょうから。
なにもないんだよもん