攻略順:つぐみ→真帆→玉藻→佳奈→紗弓実→千莉→水結→
(栞ルート)つぐみ→玉藻→佳奈→千莉→凪(固定)
お勧め攻略順:致命的なネタバレはないので誰から始めても問題ないと思いますが、
つぐみと絡むことが多いので流れ的に、つぐみから始めるといいかもしれません。
サブヒロインの3人はどこに入れても問題ないですが一応、それぞれのヒロインと対になっているので
(つぐみ→真帆)(佳奈→紗弓実)(千莉→水結)とやることをお勧めします。
補足:佳奈好きなら先に千莉を。千莉好きなら先に佳奈をやるとスッキリします。
栞ルートの方は凪が最後で固定。あとは好きな順番で。
お勧め:(つぐみ→真帆)→玉藻→【(佳奈→紗弓実)or(千莉→水結)】→
栞ルート(つぐみor玉藻or佳奈or千莉)→凪
共通では長めの割に個別が短めの謎。これは大体の人が感じたのではないでしょうか?
短いながらも上手くまとまっていたと思うのは佳奈ルート、次いで玉藻。
千莉は尺が足らない。つぐみは自身の問題が共通で解決してしまう。
これは多分サブキャラを途中でヒロインに昇格させたからではないかと。
公開していくうちに人気が高まり、要望が多数寄せられ急遽ルートを作ったため。
本来の構成は
通常ルート→玉藻、佳奈、千莉。栞ルート→つぐみ、凪。の5ルート+おまけ要素でサブヒロイン
つぐみルートで主人公を説得する展開になったのではないかと予想。
というのも、つぐみは共通で自身の問題が解決してしまっているとういこと。
大体の作品は個別でそのヒロインの問題を解決していくのが基本だと思う。
に対して、つぐみは個別では(完全に自分のことではないと言い切れませんが)主に妹のこと。
妹の設定は後付けなのではないかと。
つぐみ、玉藻、佳奈、千莉、凪ルートを少々削って、水結、紗弓実、真帆ルート追加。
発売日に間に合わせるということも手伝い玉藻、佳奈、千莉、つぐみ、凪ルートを
短くせざるを得なかったのでは?と。もの凄く強引な解釈ですが。
つぐみ
オーガストでは珍しい?バイタリティ溢れるアグレッシブヒロイン。
「学園を楽しくしたい」という目標を達成するために奔走する姿は見ていて気持ちが良いですね。
従来のヒロインなら様子見しそうなところも間髪入れずに突き進む。相手が生徒会であろうと
喰ってかかる様は頼もしい。見せ場は共通部分の成長過程かな?
上でも書いたように共通部分で自身の問題が解決してしまうという珍しいシナリオ。
やはりこれは羊飼いが絡むシナリオを展開しようとした名残なんでしょうかね?
共通部分で解決し個別で凪とは違った感じでアプローチしていく感じのシナリオ。
最初:共通部分でつぐみの問題を解決→個別で羊飼いの問題に主人公と挑んでいく。
手直し後:共通部分でつぐみの問題を解決→つぐみの妹の話
個別では妹の事が主になるわけですが、そこに至る一連の流れが少し強引な気がするところも
急遽変更したからなのかなぁと。私のかってな解釈ですが。
真帆
一見近寄りがたい雰囲気だが実は凄く親しみやすい可愛いお姉さん。
ON、OFFがハッキリしてましね。あとは随所で活躍?
ただ残念なのはどの様な経緯で主人公を好きになったのかが弱いところ。
主人公との間に何かが合って惹かれるようになり好きになったんだとは思いますが…。
(明確には書かれていなかったような)
度々生徒会に介入しに来たり、それとなぁーくアピールをしたり。
これだけだとただ単純に汐見学園で優秀な主人公を好きになったぐらいにしか感じない。
過去描写がほしかったですね。そこら辺が残念です。
玉藻
義理堅く情に厚い純情家。立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花
正にこんなイメージですね。(花の意味はそれぞれの花言葉を調べて頂ければ)
これで剣道、長刀、弓、合気道、茶道、華道、書道、着付け、日本舞踊、琴とか
全部でなくてもいいので2〜3やっていたら完璧ですね。黒髪も高ポイント。
不器用な剣豪少女と思いきや以外に器用な人(でも器用貧乏)
キャラのイメージと違って事務処理能力も高く、まとめ役も兼任。
つぐみの主人公への想いにいち早く気付く辺り恋には敏感ですね。
個別での問題が割と早く解決するのは、背中をそっと押してもらうのを待っていたからではないかと。
玉藻の性格からして家の問題でなく、そこだけ「変わる事、受け入れる事への恐怖」が問題だったため
主人公に出会い惹かれ後押ししてもらうことで変わる事が出来た。
玉藻の人生において背中を押してくれることになる主人公の存在は大きいでしょうね。
千莉
最初は周りに壁を作り、そっけないが打ち解けると
そんなことはなくとても(佳奈とは違う)面白い女の子。図書部一のギザ愛好家。
後輩ズのもう一人の佳奈との絶妙なコンビネーションは見ていて微笑ましい。
いたずら好きで小悪魔ちっくなところもいいですね。
普段はクールで控えめだけど芯は強く仲間思いで、ここぞという時は意外に熱い子。
幼少の頃に共に歌で励んできた千莉と水結。ちょっとしたことが切っ掛けですれ違い、
複雑に絡んでしまったお互いの絆を紐解き結び直す展開はよかった。
ただ尺が足りないというかもう少し煮詰めてほしかったですね。
気持ちが通じ合った後の積極的で少し焼きもちな千莉が可愛すぎる!
共通の段階から個別では起こると予想されていたことですが。
佳奈の叶わないと分かっている主人公への告白は、佳奈にとって+ポイントだが
千莉にとっては−ポイント。
同じ後輩で同じように慕ってくれ、ほぼ同じ段階で好意を寄せて来る2人。
これが、片方が先輩や同級ならそこまで比べられなかったと思いますが
奇しくも2人とも後輩だったため必要以上に比べられる事になったと思う。
水結
負けず嫌いで頑張り屋さん。何処か一線を引いている現役声優。
第一印象と様変わりしたのは2人目。
最初は冷たいというか、ある意味千莉よりも寄せ付けないイメージでしたが
やっている内に千莉に対する優しさや、アドバイスを通すうちに好きになりました。
積極的なところがいいですね。見え見えの建前、本音=嫉妬でしか接してこなかった周りの人と比べ
きちんと本音で接し自分を見てくれる主人公を認め、心惹かれて行く過程は見ものです。
周りを一喝し、わだかまりを取る主人公がカッコいい。
惜しむべきは短いところかな。水結の告白シーン、ラストの見せ場も見ものですね。
千莉と水結の2人をもう少し長くやればシナリオにメリハリが出たかも。
千莉ルートで、水結が水結視点で千莉について語る
水結ルートで、千莉が千莉視点で水結について語る
佳奈
貧乳だけど充実した腰回りを生かし縦横無尽にアプリオ内を駆け巡る看板娘。
「巨乳の人にはこの動きはできないのです!!」とドヤ顔で決めてそう。(言った後二重で後悔する羽目に・・・
「私のは、貧は貧でも品格の品なのです!」新ジャンル品乳!の時代は来るか!?
佳奈の良いところは親しみやすさではないでしょうか?
よく話す、よく笑う、適度なボケとツッコミ、人懐っこい、話しかけやすい。
(裏を返せばこのシナリオの根底にある問題、顔色を窺って行動する=他人の目が気になる)
主人公と共に同じような悩みから成長していくところが見所ですね。
連絡と取り合ったり、随所で相談し合ったりととても丁寧に書かれたシナリオだと感じました。
恋人になってからのイチャラブ展開は必見!ですね。
自分に正直な佳奈からのダイレクトな愛情表現は凄くきますね。
千莉ルートと同じように佳奈ルートでも、千莉の叶わない恋についての告白が
演出込みで巧く描かれていればよかったんですが残念ながらなし。
主人公と別れ1人になってから、ゆっくり歩きながらの独白とか。
主人公が忘れ物を取りに部室へ戻り、着くと同時に先に居た千莉の独白が始まり
主人公は扉の隙間からその独白を聞くことにとか。何かしら書けたと思うんですけどね…
まぁこれは仕方がないかな。性格の差。千莉の方が打たれ強くあまり弱みを見せたがらない。
佳奈の方は打たれ弱く自分に正直。それでも千莉の強がりの部分を巧く書いてほしかったなぁ。
紗弓美
貧乳はステータス!アプリオの影の支配者、チートキャラ。
決して後輩などではなくれっきとした同級生である!
アプリオの制服のイメージが強いからついつい後輩と勘違いしてしまう。
アプリオの制服と1年の制服のリボンの色が似ているからといって後輩扱いしてはいけない!
何かよく分からないうちに惹かれあいお互いに好きになった気がする。
事前の図書部への依頼や、個別での紗弓美からの依頼を経て
主人公に対する何かが変わり自分にとって必要な人になったんでしょうね。
それで心を開いてくれ公私共に恋人として充実な毎日を送るようになる。
廃人にはならないと思いますが健康的な日々を送ってもらいたいものですね。
日長ゲームしてそう。
凪
図書館に在籍していない唯一のヒロイン。何故か佳奈の姐さん的存在。
早い段階で主人公には正体がバレるわけですが。
このルートで初めて正式に羊飼いの試験監督や主人公、凪について語られます。
羊飼いは誰に対しても平等でなければならない。誰かに肩入れしてはならない。
のはずなのに凪自身は、自分は周りとは違う存在、この世界は私の居る場所じゃない。
無意識のうちに人の上に立ちたいという願望を秘めてしまっている。
そんな凪でも一つの特別な例外がありそれが主人公。
羊飼い試験の事を忘れて主人公の部屋でくつろいだり、テレビを見たりが素の凪でしょうね。
物語は凪の羊飼い試験と主人公の羊飼い試験から開始され
凪と共同で挑んでいく。挑んでいく中で頼れる主人公に徐々に惹かれて行き
主人公への想いを取るか、羊飼いになる道を取るのかの葛藤で悩む。
羊飼いのこと、主人公のことで結論を出した後のふっきれた凪の顔は晴れやかですね。
FD出るなら義妹プレイが見たい。これは後輩ヒロイン全員にも言える。
ナナイの目的は最初から凪を救う事と主人公を羊飼いにさせない事だったんじゃないかと予想。
圧倒的に足りない羊飼いの人数。
人間から羊飼いとして生きる道を選んだ時点で過去を捨てる。
人間としての過去を無かったことには出来ないが、人間としての未来はなくなる。
恐らくナナイが初めて羊飼いになった時に、先ず主人公の事を考えたと思う。
(羊飼いになって有能な羊飼い候補がいると言う事を聞かされたと過程)
いくら人間を辞めたと言っても捨てきれないでしょ本能、願望は。
主人公が有能な羊飼いになる要素を持ち合わせているならば、他の羊飼いなら騙してでも
強引に羊飼いにさせていたと思う。勿論羊飼いの在り方についての説明の無いまま。
ナナイに取って見過ごせないということもあったのではと。
人類の奉仕者と言いながら、羊飼い達は有益な存在を引き入れることしか考えていない。
人類の奉仕者としての道を外れようとしているのではないか?と。
だから他の羊飼いに接触される前に自分が導き手になり介入不可にしてしまった。
他の羊飼いは、羊飼いに取っても人類に取っても有益なことは何をおいても優先する。
ナナイは、あくまでもメリット、デメリットを伝え見守り、人間の意思を尊重、最優先。
そう考えるとナナイは実に人間味溢れる羊飼いなのかもしれませんね。
真の意味での導き手ではないかと。一目を置かれている辺りも含め。
羊飼い=完全に人間の感覚を無くしてしまうことではないのかも?
凪については羊飼いの素養があったということと、試験を通してもう一度生きる希望と
自分を見つめる機会を与えたかったのではないかと。勿論凪自身の半生も絡んでいるんだと思う。
主人公、凪を引き合わせることで写し鏡のような状態を作り出し、生について考えさせたのかな?
栞ルート(つぐみ、玉藻、千莉、佳奈)
皆一応に主人公にそれなりの想いを抱いているが、進展のないまま何となく過ごす日々。
そんな中、第三者からの煽りもあり焦り始めるヒロイン。
このままヒロインたちの駆け引きか?と思ったところに訪れたれた高峰の危機。
それを打開すべく図書部一丸となって挑んでいく。
このルートは通常ルートと比べるとヒロインたちが積極的で微笑ましい。
個別が短いのが難点かな。
なにもないんだよもん